2008年4月19日土曜日

バフェットの師匠

  バフェットの師匠であり、彼が敬愛してやまないベンジャミン・グレアムは、投資で成功するためには、市場の変動に対する心構えが非常に重要だと唱えています。

 彼は、よりわかりやすく、「市場の値付けというのは、あなたのパートナーであるミスター・マーケットという名の非常に世話好きだが、ひどく気分屋な男によってなされたものだと考えなさい。」とも言っています。

  つまり、ミスター・マーケットはあなたが無視したとしても、彼の機嫌がよければ毎日、彼はその企業の財政状態とはかけ離れた高値を提示し、一方でひどく意気消沈したときにはその企業の実態とはひどく乖離した安値しか提示しなくなるというのです。
 
サブプライムの影響とは本来あまり関係ないはずの日本株も、最近株価が低迷気味ですが、これもミスター・マーケットがただひどく落ち込んでいるだけなのかもしれません。そうであれば、本来の価値からかけ離れた安値で取引されている優良株を、今のうちに手に入れておきたいところです。

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