2008年4月29日火曜日

リグレー買収

M&M'sで有名なアメリカ製菓大手マーズが、ウォーレン・バフェット経営の投資会社バークシャー・ハサウェイ(BRK-a)と共同で、世界最大のチューイングガムメーカー、ウィリアム・リグレー・ジュニア(WWY)を約230億ドルで買収することを発表しました。

両社の取締役会では既に合意済みの模様で、リグレー株の25日の終値である62.45ドルに28.1%のプレミアムを加えた1株80ドルでマーズは買収する予定。また、両社とも今後6~12ヶ月で買収を完了させることを望んでいるようです。

参考資料
http://www.mars.com/global/News+and+Media/
(マーズホームページ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080429-00000610-reu-bus_all
(ヤフーニュース)

バフェットがコカ・コーラ、ジレットと共に以前から賞賛していたリグレーについに出資するようですね。現在リグレーの株価は76ドルと個人的にも投資を検討しても良いような株価ですが、残念ながらEトレード証券、楽天証券ではリグレーを取り扱っていないようです。。どなたか取り扱っている証券会社をご存知の方、コメント等頂けると幸いです。。

2008年4月20日日曜日

バフェットの銘柄情報

世界一の資産家となったバフェットの保有銘柄情報は、
実は簡単に、投資会社バークシャー・ハサウェイのホームページ
http://www.berkshirehathaway.com/letters/letters.html
で確認することができます。(但し、英語ですが。。)
2007年であれば、PDFの14ページに記載されております。

2007年から新たに保有が明らかとなったのは、
鉄道会社のバーリントン・ノーザン・サンタフェ、
食品のクラフト・フーズ、
製薬のサノフィ・アヴェンティスあたりでしょうか。

投資した真意がわからない銘柄もありますが、
バフェットのことですから、
今後数年間は見通しが良い銘柄なのでしょうね。

2008年4月19日土曜日

バフェットの師匠

  バフェットの師匠であり、彼が敬愛してやまないベンジャミン・グレアムは、投資で成功するためには、市場の変動に対する心構えが非常に重要だと唱えています。

 彼は、よりわかりやすく、「市場の値付けというのは、あなたのパートナーであるミスター・マーケットという名の非常に世話好きだが、ひどく気分屋な男によってなされたものだと考えなさい。」とも言っています。

  つまり、ミスター・マーケットはあなたが無視したとしても、彼の機嫌がよければ毎日、彼はその企業の財政状態とはかけ離れた高値を提示し、一方でひどく意気消沈したときにはその企業の実態とはひどく乖離した安値しか提示しなくなるというのです。
 
サブプライムの影響とは本来あまり関係ないはずの日本株も、最近株価が低迷気味ですが、これもミスター・マーケットがただひどく落ち込んでいるだけなのかもしれません。そうであれば、本来の価値からかけ離れた安値で取引されている優良株を、今のうちに手に入れておきたいところです。

バフェット保有銘柄~ムーディーズ~

 こんにちは、だんだん春めいて来ましたね。

 第二回目のブログでは、バフェット保有銘柄(私も保有しています。)ムーディーズをご紹介します。

 ご存知の方もいるかもしれませんが、ムーディーズは、世界シェア約40%の大手格付け機関です。(簡単に言えば、企業、金融機関、国、自治体あるいは仕組み債という特殊な債権などがどれだけ債務履行能力を持つかを簡単な記号で示す会社です。)

 この会社の魅力はといいますと、

①世界的なライバルがS&Pしかおらず業界を寡占していること
  (インターネットで検索をするのに、世界のほとんどの人がグーグルかヤフーを利用して検索するのと同様、世界的に多くの資金調達を行う主体は、ムーディーズかS&Pを利用して格付けを取得します。

②格付け業界には広大な土地、工場など巨額の投資が不要であり、その分余剰となった資金を自社株買いなどへ回すなど、株主還元に熱心であること 

③売上高営業利益率が5割前後と極めて高収益であること

等でしょうか。

 サブプライムローンのあおりを受けて、業績・株価等は一時的に低迷しておりますが、ロングスパンで見ればチャンスな局面だと思います。

はじめまして。

 はじめまして。大阪在住のnnairlinesと申します。

 大投資家バフェットの影響を受けて、投資を始めてからはや四年。それなりに株式市場からの恩恵を受け、今に至っております。これもバフェットの優れた投資理論の恩恵を受けられたおかげだと考えています。

 当ブログでは、私の投資の師でもあるバフェットの近況や、投資理論の紹介のほか、彼の投資理論を私なりに解釈して選定、投資を行った銘柄の魅力、決算情報を紹介していきたいと考えています。
 
 少しでも、読者のみなさんに資する内容にしていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお付き合いください!